お知らせ&日々つれづれ

2021/10/13

転がる犬に苔は生えない!

転がる犬に苔は生えない!

「骨肉腫日記」のタイトルを「転がる犬に苔は生えない!」に変えました!(^^)!

 

このタイトルは友人が考えてくれました。

 

Keithの名前はもともと保護団体さんのところで付けられた名前なのですが

The Rolling Stonesが好きだった私はメンバーのギター担当Keith Richards

と同じ名前だと思い、保護団体さんから「まだ名前かえられますよ!」と言わ

れたんですけど、「このままで!」と即答。

 

私がThe Rolling Stonesが好きでKeithの名前の由来を知っている友人が

「The Rolling Stones」から「転がる石に苔は生えぬ」へ、そして

「転がる犬に苔は生えない」を閃いたそうで・・・使わせてもらうことにしました!(^^)!

 

彼女の愛犬看護日記「テヲトリ日記」というタイトルも素敵です。

良かったら読んでみてくださいね!

 

 

 

前置きが長くなりましたが、二次診療のお話・・・の前に・・・

 

 

この時点でKeithは食ムラがでてきていたのですが、これは好き・嫌いではなく

ワガママでもなく、どういうメカニズムかはわからないけど

食べたいけど食べれない、本人にもどうしようもない状態です。

 

朝食べたものが、昼は食べたくない。

かと思えば、しばらく食べ続ける・・・など。

 

なので、この時点からは食べ物に決め事は設けず、食べられるものをあげることに。

ダメだといわれるものもあげたりします。(詳しくはまた別の機会に)

 

 

さてさて、ようやく二次診療のお話へ

 

町田の動物病院の腫瘍科の先生に持っていったレントゲンのコピーを見てもらって

骨の症状からやはり「骨肉腫」だろう・・・と。

 

ほんとに確定したい場合は、やっぱり患部の骨の組織を採取して病理検査に出す必要が

あるんですよね。

骨の組織を採取して骨折してしまうかもしれないという事を考えると、そこは「NO」でした。

 

なので細胞診で、ある程度の確定をしてもらうことに・・・

 

結果「骨肉腫でしょう・・・フラットコーテッドレトリーバー特有のガンかなーと

思ったけど違いましたね。」という事でした。

 

そこから、話は今後どうするかに移るわけですが・・・

 

骨肉腫による患部の痛みは相当なものだそうで、そこまで大変だと思っていなかったのですが、

もう、痛みを鍼で緩和とかそういうレベルでは無くなっていってしまうかもしれないと考えると

提案された断脚を考えないといけないな思い始めました。

 

でも、やはり即断できるわけもなく一度持ち帰って家族で話し合うことにしました。

 

 

今回はここまで。

 

2021/09/22

骨肉腫②

IMG_9081.jpg

やんちゃなKeith・・・

普段、病院に行くときも診察待ち時間は

他のワンちゃんに突進していきかねない勢いなので車で待機しています。

 

でも、こちらのクリニックは駐車場併設ではないので最寄りのパーキングに停めて

クリニックまで行くのですが

 

予約制とはいえ、待つこともあるかもしれないと思ったりして

車待機できないし、大丈夫かな・・・?なんて思ってたのですが

 

先生が上手く時間のやりくりをされているのか、行った時には誰もおらず

ホッとした記憶が・・・

 

何回目かに行った時は先生の愛犬や保護犬さんが奥の方にいて

最初は興奮して、ついたてを乗り越えようとしたりしてましたが

先生の経絡チェックが始まるとあっという間に落ち着いて

鍼を打ってもらい始めたらゴローンと寝転がってしまったり・・・

 

気持ちいいんだろうなぁ・・・

他のワンちゃんがいるのにこんなに落ち着けるなんて鍼はすごいなぁと感心しきりです。

 

 

話は戻って初日のKeithの様子・・・行動というか、動きだったりとかを見て

先生は「骨肉腫なのか?」と疑問をもたれたみたいで・・・

腫瘍科の先生に診てもらったら?と紹介してもらったのです。

 

三次診療は受けないつもりでいたのですが、ガンの症状の1つである痛みは

想像を超えるものだということを知り、断脚も視野に入れてこれからの事を

考え直さなければいけないなと。

 

 

私自身、骨肉腫になったらどんな症状がでるのか

痛みの度合いはどんなものなのか、そういう事はまったく知っていなかったし

 

どちらかというと、どういう食べ物がいいのかとか

自分がハーブの勉強をしているので何が使えるかな・・・?ということばかりに目が向いて

しっかり病気を理解するっていうことをしていなかったということを、先生との会話で感じたのでした。

 

ケアをするにしても、その病気がどういう物でどういう症状がでるのか、私たち飼い主には何ができるのか。

そういう事を知っておく必要はあるなと思ったのです。

 

 

ただ、深刻になりすぎるのはオススメではありません。

深刻に考えすぎると、気持ちも落ちやすく、そんな飼い主さんの状態は愛犬や愛猫にも伝わるので・・・

明るく!は無理でも、できる事に目を向けて、一緒に過ごしていければいいんじゃないかなと思います。

 

病気を知るという事も、完璧すぎなくていいと思います。

獣医になるわけじゃないですし・・・

 

かかりつけの先生にじっくり質問できるといいですよね。

あと、なにが分からないか分からないとか・・・

 

病気について知らないことは恥ずかしくなんてないのだけどね。

2021/09/15

骨肉腫

IMG_6670.JPG

こんにちは。

 

先週の雨が続いた時は

涼しいを通り越して

少し寒く感じたのですが

皆さんはいかがでしたか?

 

今回は黒犬・Keithのお話です。

 

タイトルにあるようにKeithは今

骨肉腫という病気にかかっています。

 

この病気は進行性のガンで

脚にあらわれる事が多く、

Keithの場合は後ろ左脚です。

 

 

4月の下旬に突然跛行をしだして

病院でレントゲンを撮ったところ

左脚の膝上辺りの骨が空洞化して

いるのが見受けられました。

 

この空洞化は骨肉腫の特徴的な

症状だそうです。

 

骨肉腫は見つかった場合

肺に転移する事が多く

 

この時点で肺のレントゲンも撮って

くれていたのですが、

 

薄くモヤがかかってるような

かかってないような…

 

という感じで、はっきりと転移している

とは言い切れない状態でした。

(のちに7月に再度レントゲン撮った時は

まだ転移してないようだと言われました。)

 

骨肉腫だと確定するには、病理検査が

必要だけど

 

病理検査するには骨の組織を削り取る

必要があって

 

そうすると骨が折れてしまう可能性も…

 

 

それならば…と、病理検査はしないという

決断。

 

この時点では二次診療もしない。

自分たちで出来ることを…と思っていました。

 

 

とにかく楽しく過ごせるようにと

思っていたのですが

 

 

本人…本犬(?)は

 

散歩が好き

走るのも好き

 

だけど、引きずる脚を見ると

あまり長い散歩には行かせられないなーと。

 

でも楽しく過ごさせたい!って思ってるのに…

っていうジレンマ

 

そこで思い出したのが「鍼」!

そう!あの「鍼」です!

犬にも鍼灸治療があるんですよ。

 

私が行ったところは、犬の鍼灸や経絡マッサージなどを

メインにしたクリニックで、通常の動物病院とは異なります。

 

ここで鍼をしてもらえば、少しは痛みが緩和して

散歩を楽しめるかな?と思い、診察をしてもらいに

行ったのです。

 

次回へ・・・

 

 

2021/08/17

幸せだと思う

421BBDDB-316F-43B6-82CE-938D7E375398.jpg

こんにちは。かなりご無沙汰しています。

文章の構成を考えたり

書きたいことまとめたり

そういうことが少し苦手で

 

躊躇しているうちに

あっという間に日が過ぎてしまいました。

 

 

そして、犬たちの状況も

大きく変化してます。

 

先月、7月20日に茶犬「こまき」が

虹の橋をわたりました。

 

うちに来て5年と少し。

 

色んなことが怖くて

 

それらを良いモノにしていくのは

なかなか大変でした。

 

人や車、揺れるカーテン

 

ひとつずつ向き合っていって

クリアできたものもあれば、

 

できなかったものも有り。

 

クリアしなくてもいいと思ったものは

 

彼女の欲求のままに。

 

 

玄関のチャイムが鳴れば吠えて

 

散歩途中、前方から人が来れば

横道にそれて・・・

 

私はそれでもいい思う。

 

それで彼女が心穏やかに過ごせるのであれば・・・

 

本当にクリアしなければいけない事だけ

協力してもらえるよう、トレーニングしました。

 

 

 

 

「こまき」がいなくなってから

あと何日かで1か月になりますが、

 

ペットロスにはなっていません。

 

これは個人用のSNSにも書いた言葉なのですが

 

 

「ペットを見送れることは幸せ」

 

 

友人に言われた言葉です。

 

飼い主が先に死んでしまっては、その先のペットの行く末は?

 

 

「こまき」の最後までケアできた事を幸せだと思ってるし、

 

自分が持ってるケアのスキルを全部やれたわけではないけれど

それでも、最善を尽くせたなと思っています。

 

みなさんも

誰かと比べず、自分のできる範囲でケアしてあげてくださいね!

2021/04/21

術後のケア

こまきが手術をして約1か月がたちました。

 

脾臓というわりと大きなもの摘出して、影響がないわけがない!

と思っていたのですが、思いのほかいつも通りな感じで過ごしています。

 

小さな変化と言えば、すこーし寝てる時間多くなったような気がする・・・

ほんと、気がするっていう程度で・・・

 

あと、ドライフードのみのご飯はお気に召さないのか残すようになりました。

トッピングご飯の時はもちろん完食です!(^^)!

 

あ、私はこんなお仕事しておりますが完全手作りご飯ではありません。

マメな性格ではなく、料理も嫌いではないけど好きでもないので続けられるやり方を考えた時にトッピングご飯だなと・・・

 

もし災害が起こったらドライフードの調達しかできないかも!と思って、ドライフードも食べ慣れていてほしいなと思ったのもあります。(ドライフードが調達できない場合もありますね)

 

 

 

「無理なくケアする」

 

これは飼い主さんと犬、両方にとって重要だと私は考えています。

疲労困憊になりながらのケアは犬に伝わって、飼い主さんを心配してワンちゃんの元気が無くなっていったり。

それを見て飼い主さんが心配したりして・・・

 

負のスパイラルに入っていきやすくなります。

 

実際、ワンちゃんのちょっとした不調に敏感でオロオロする飼い主さん家の犬は不調に陥りやすいのを目の当たりにしています。

 

気にかけながらも心配しすぎない。

これを私は実行しています。

 

出来ることを できる範囲で・・・

 

 

今回、その出来ることの中から犬用チンキを作製しました。

 

成分が出やすいように上のハーブをミルサーで粉末状にしました。

ホーソンベリーやレッドクローバー、その他いろいろのドライハーブです。

 

チンキはアルコールでの抽出が水溶性・脂溶性ともに出やすいのですが、やはり犬用なので出来ればアルコールは避けたいかなと思いアップルビネガーを使用しました。

 

毎日「いいチンキになれー!」と唱えながら振ってます。

完成は来月初めごろ。

 

 

それではみなさま、楽しいGWをお過ごしください。

 

いいチンキになれー!

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...